■トナラーにインタビュー
この記事で画期的なのはトナラーに「駐車場がガラガラなのに、なぜそこに停めようとするのか」、直接理由を聞いたことです。
そもそもトナラーは、ドアを開ける際にぶつけられることがあり、クルマ好きには特に嫌われています。もし乗車していたのがこどもの場合、無造作にドアをぶつけられる懸念が大きくなります。
愛車を傷つけられたくない人は、周囲に停められないようわざわざ遠いところに停めるのですが、トナラーはお構いなしに隣に停めてきます。
記事によれば、斉藤さんは隣の人が戻って来たタイミングで、チャンスだと思い話を聞いたとのこと。
相手は50歳前後の女性で、「すいません、すいません」と、内容も聞かないままなぜか謝られました。
■「すいません」の理由
このいきなり謝る行為について、北野は「女性あるある」と解説。特に中年以上の女性に見られる傾向だとか。とりあえず、謝っておけば危機回避できるという謝り方です。
北野「ちょっとすれ違ったとき当たったら、すぐ『すいません』と言う。あれは謝っているのではなく危機回避なんです。この後、起こるトラブルを未然に防ぐという技が『すいません』なんです。だからめっちゃ早い」
内容も聞かずに謝られた斉藤さん、この女性に「そういうことでなくて、なぜ私の隣に停められたんですか?」と尋ねたところ、「カート置き場が近い」との答え。
しかし「あちこちにありますよ、ここでなくてもよかったんじゃないですか?」と続けると、「いつもここに停めてる、何も考えてなかった」と返されたそうです。
■洗い場のタオル
北野は「トナラー」について、まったく周りを気にしてないタイプだと分析しています。
「自分の動線で動いて、そこに車が停めてあるかどうか気にしていない」とのこと。
ホテルの大浴場で洗い場を使用する際、なるべく隣との間隔を空けるという北野ですが、それを全く気にしない人がいます。
場所取りでわざわざシャワーホースのところにタオルをかけておいても全く気にせず隣の場所を陣取るそうです。
この話をトナラー的思考を持つリスナーに話したところ、このリスナーは北野がかけたタオルについて「忘れ物だと思う。場所取りだと思わない」と答えたそうです。
■メガネが全然見えてない
さらに別の体験を語る北野。
北野「朝のホテルのバイキングで新聞とメガネを置いておいても、隣に座って、おれの新聞を読んでいる人がいます。その人は新聞を忘れものと思っている。メガネが全然見えてない。新聞しか目に入ってない。車も一緒です、見えてない」
車の場合、枠線だけではまっすぐ停まれているかわからないという人がいるようです。
隣に車があれば、まっすぐ停まっているのがわかりやすいという心理だそうです。
氏田「それだったら理由としてはよくわかる。でも、何も考えてないという人はホンマに見えてないんですね」
■人によって解釈は違う
北野「自分の都合のいいように解釈してますから。場所取りのタオルだって、洗い場が6つあって、タオルがひとつかかっていたら、そこを誰か使っているだろうなと思います。
でも、僕の調べでは5人にひとりくらい、約2割の方は忘れものだと思うようです」
氏田「人によって解釈は違うんですね。見えてるものも違うし。悪気はないんやろうね」
北野「改めてこの記事を読んで、やっぱり隣にある車が見えてなかったんだと、意を強くしました」
なぜそこに車を停めているか、タオルやメガネを置いたのか、という他人の意図が見えていないのでしょう。
そういう人に説明をしてもあまりピンときていないようなのが困ったところです。(みず)
2025年2月4日 5時59分 RadiChubu
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